それはホテル近くの宇宙飛行士博物館で見つけました。
ロシア製の宇宙食です。

人類初の衛星・スプートニク1号模型と一緒に
400p(800円)と割と高めの設定、
しかも自動販売機は「おつりが出ません」
なのに500p紙幣も1000p紙幣も使えないと言う
かなりハードルの高い自動販売機。
ロシア製の宇宙食なんて、間違いなく日本では手に入らなさそう。
これは一期一会、購入せねば、と20種類以上ある味から
最も無難そうな「チキンとポテト」風味を選んで購入しました。
そして、日本でその日が来るのをじっと待ち、
4月29日、二子玉川でライブペイントをする際に持ちより
わざわざ足を運んでくれた方へのご褒美(×罰ゲーム)として
みなさんに振舞いました。
形状はチューブ型で
おそらくは無重力でも口にくわえて食べられるようなペースト何だろうな、と
100均でスプーンを用意して知人が来るのを待ちました。
11時過ぎ、最初のライブペイント、
午前中驚くほど静かで高校の同級生が来てくれたのみ。
そうだ、宇宙食を開けなければ!
開けて蓋を開け食べようとしたら

これですよ、
てっきりチューブ本体しか入ってないと思ったら
説明書付き!
しかも

この鍵なに?
宇宙食食べるのに鍵がいるの?

この小さなパックは、、
70% エチロブヌイ・スピリト、、エタノールアルコールの様、、
何?食べる前に手を拭けってか?

これは、、、water,,
のどが乾いたらこれを飲むのかなぁ。。
すっかり動揺した私に
高校同級生の伴侶さまが海外(での演奏)経験も長いという事で説明書を解読。
エタノールは食べる前にチューブの口を拭きなさい、と
そうか。直接口をつけるもんね。
で、備え付けのパッケージに入れて水を注ぐとあったまりますよ、と。
なんと!宇宙でも温かい食事をお手軽に楽しめるらしい。
不思議だった鍵はチューブに巻きつけて残さず頂きなさい、と言う事でした。

そんな訳で頂きました。
お味は、、、、、

みんなで頂いてそれぞれに意見を頂きました。

まぁ、正直、
宇宙食ですから、
どんだけまずいんだろう、、なんて思ってたんですけど。
これ温かかったらかなりおいしいです。
ロシアの料理上手がここでも発揮されていました。
鶏ガラの出汁が利いていて
塩気もあって

この日見えた里山関(現佐ノ山親方)にも召し上がってもらったのですが
ご飯と一緒に食べたらうまい!との評でした。
そっかぁ、おいしかったのかぁ。
じゃあ次は
ボルシチ味の宇宙食を買ってこようかな。
posted by えかきさる at 15:06|
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