2020年09月22日

カビはすごい!

本のタイトル、「カビはすごい!」
ですけど
読んでみると、「あなたの方がすごい!」
です。

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カビと言うと、古より保存する食物に生える菌、
最近ではエアコンの中に、とか
洗濯層の中に、なんて話に悩まされたり。

その最近のエアコンや洗濯層のカビを解明したのが
この著者の方でした。
あなたか、我々をパニックに、いや、正確な情報に導いたのは。

私にとってカビは、
良く見に行くキノコとお隣の存在。
子実体(胞子をばらまく目に見える物体)があるかないかで
菌自体の差はあまりないような。。
山に行っても地面にべっとりついていてキノコが生えなさそうなのがあるけど
それはカビと呼ぶべきなのか、粘菌のキノコと言うべきなのか
もう境目なんて見えない。

でも
食べ物にキノコが生えてきたのは見たことないけど
カビは
食パンや、冷蔵庫に置いておいたトマト、餅はほぼ100%カビが生えてくる。
われわれの食生活をおびやかす存在としてはカビとキノコははっきりと境界線があるように思えます。

そんなカビの特性や、なぜ生えるのか、どこに生えるのか、
そして生えた時の対処法まで素人向けに丁寧に解説してくれます。

カビって、植物と動物、分けるとしたらどちらか?
動かないから植物の様だけど他の栄養を食べてい生きているのでどちらかと言えば動物に近い。
そして、酸素を必要としているところも動物に近い。

と言う訳で
100%カビの生えるお餅は
昔は水の中に保存する水餅というものがあったそうだ。
言われると思い当たるものがある。
こんにゃく、水の中に入っている。
豆腐もそう、水煮のタケノコも。
なんで水に入れて保存してあるんだろう、となんとなく
不思議に思っていたけど
あれはカビ対策だったのだ。
水の中ならカビは息ができないから空気中に生息するカビは生えることはない。

なんだかそんな当たり前な事をたくさん気付かせてくれた本です。

胞子は常に空気中に漂っていて
外気に触れれば三日もたてばもれなくカビが生える可能性がある。
さらに内部に水分を多く含んでいるものほど生えやすく
糖分の少ないものには生えにくい。。。
湿気よりも結露による水の方がカビにとって生えやすい環境となって
熱には弱いけど20度前後の水は植物に水やりをしている様に活性化する
などなど、、
今後実にためになる事がたくさん書いてありました。

カビもすごいかもしれないけど、、
この本もすごい!
posted by えかきさる at 01:43| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする