並んで待って、入場してみても一階席は殆ど埋まっている状況でした。
しかたなく2階席へ。
前半は中村誠一さんを中心としたホーンセクション9人編成の演奏。
一つのテーマの中でテナー、アルト、ペットと観手を飽きさせない演奏。
最近デビューの市原ひかりも参加。
途中Voも加わって、前菜、メインと楽しめるコース料理みたいなライブでした。
プロってすごいな〜。
休憩を挟んで秋吉敏子さんの登場。
長くNYで活躍し続ける唯一の日本人ジャズピアニストさん。
一人で演奏を始める。
あぜん
それまでの音と全く異質。
ピアノ一台だけで全てが満ち足りている。
完結している。
言いたいことが伝わる、
それは熱情的でなく、誰にでも分かるような簡単な言葉でもなく。
表現するに足りている演奏
それがJAZZか、音楽か?
一人で4曲を演奏。
まるで、お米だけで感動する様な
そばだけで感動するような、
料理ではなく素材。
次に、ドラムス、ベースを加えて
前半で登場したホーンと一人づつ絡む。
心なしかホーンの音も光る。
最後に9歳のドラマー鬼束大我クンが登場し
秋吉さんとセッション。
うまい米はそれだけで食べた方がおいしさが光っていたか。
秋吉さんの存在感にクラクラしながらホールを後にし
再び関内へと向かう。