京急三崎口から徒歩20分ほどの所にある森で
近くに工場などがなく、原生のまま川流域丸ごと生態系が残っている珍しい森だそうです。
県と京急などで整備をしこの7月に一般開放となりました。
先週新聞記事を見かけて子どもの夏休み最終日にお邪魔しました。

三崎口まで横浜から1時間弱、
駅から坂道を20分ほど歩いてわき道に入り
住宅地を抜け砂利道に入り山道を下ると
ほどなく水道施設が見え、右手に深い森の入口。
そこから木製の遊歩道が森奥へと整備されています。

入るとすぐに左手のヤブカラシに複数種の蝶がぱたぱた
キアゲハ、モンキチョウ、アオスジアゲハ、あとオオスズメバチも。
まるでどこかの蝶園の様でした。
遊歩道を進むと、通常では入りこめない様な草木の生い茂った中へと入って行きます。
もともとけもの道があった様な場所を道にしたのではなく
生い茂っている中に遊歩道を作った感じ。
普通に森に入っても見られない様な景色が続きます。

斜面を下りきると湿地帯について植生もだいぶ変わってきます。
アシナガバチやトンボ、キリギリスや街で見かけるバッタなども。
大きな鳥が木に舞いおりたり、遊歩道に哺乳類の糞があったり…。

更に下ると草原になって、先に進むと突然砂浜が視界に広がります。
このダイナミックな景色の変化は面白いです。
さっと歩けば30分ほどで通り過ぎる距離ですが
何かを見つける度にじっくり観察して1時間半かけて山を下りました。
海が近付くと途端にカニの姿を見つけることが出来ます。
子どもはビーチサンダルに履き替え山遊びから急に海遊びへと転換しました。

海は干潟になっていて
ちょうど干潮の時間だったのでいろいろな生き物を見つけながら遊ぶことが出来ました。
ここでも1時間ほど遊んで気づくと潮が満ちてきていて
靴の私は遊歩道にあやうく戻れなくなる所でした。

再び散策路に戻り港に出てバス停に戻りました。
是非、季節を変えて一カ月おきにでも訪れたいと思いました。
通り過ぎるのではなく、面白そうな所でしばらく時間を過ごすのもいいかも。
新聞に掲載された割には人は少なく過ごしやすかったです。
もっともこの日は平日でお天気が雨交じりの予報。
幸い予報が外れ午後からは日差しの射す天気になりました。
次はいつ行こうかな。
posted by えかきさる at 09:06|
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