まず最初は会長の市長さんから始まり
やくさん
鈴木おさむさん
中孝介さん
そして五十音順で200名が呼ばれ
私は最後半に呼ばれました。
それまで会場にいらした知人桝を回り
軽く談笑していたのですが
ヤ行辺りで席に戻り(談笑していた友人は名前が近づいてもまだ話しているので気になって仕方なかったらしい)
いよいよ呼ばれる数名前になると
手に汗がじわ~~~、呼ばれる前に行った方がいいのかな、
いや、それじゃ呼ばれる意味がないな、とじっと待ち
名前を呼ばれてから立ち上がりました。
土俵下に立つと
なんとも言えぬ怖れがあるんですね。
長年見てきた舞台、というか
神の舞台に上る様な
何か拝みたくなる様な気持ちになりましたが
おかしな行動はとれず呼び出しさんの案内されるままに土俵に上りました。
土俵に上ってみると、
小さいんですね、
ここでいつも死闘が繰り広げられているのか、と
感慨深くなります。
そして促され、前に進み
行司さんの持つ三宝の上の鋏を取ります。
(今気づきましたが行司さん、1時間以上この姿勢で三宝を持ち続けるのですね…)

鋏はかなり大きめで親指を入れる穴が小さく、
もう片方の穴がやたらに大きかったです。

行司さんが切る場所を指さすものの
かなり後半ですので切れそうなところは見当たらず、
奥の方に鋏を入れさせていただきました。

じょき、と手ごたえがあり、
あぁ、鋏を入れた、とこの日の大仕事の感触を得ました。
鋏を置いて、
里山関に
「長い間、ありがとうございました」とお伝えし
土俵を降りました。

席を立って、3分20秒の出来事でした。
maruyamaさま、素晴らしい写真ありがとうございました。