先週の金曜日に急遽、千葉県立中央博物館へ行ってきました。
「ヘビの描き方」を作成するに当って、
どうしても納得のいかない線が何故生まれるか、を確認する為に
どうしてもヘビの骨格を見たくなったのです。
ネットでさっと探したところ、蛇の骨格標本が展示されているのは
群馬のスネークセンターと、千葉の博物館。
よく行く上野の博物館では見当たらないのですね。
群馬まで保育園時間内で行くのは難しいので
千葉へ行ってきました。
千葉駅を降りると、目の前に止まっていたバスが博物館へ行くような気配を漂わせて、、
確認したうえでさっさと乗り込みました。
ホントに行くのかな、と多少不安げ。
しばらくして「中央博物館」のバス停、よかったぁ、と降りてみると。。。
ど、、どこですか、ここ。
博物館ってどこにあるの?
これがそのバス停。
道の反対側はこんな。

大きな建物はいくつか見えるけど、、
見当外れると大変なので
近くにあったコンビニへ駆け込み。
「博物館ってどこにあるんですか?」
「そこの坂道を降りて左手です」って。
言われたとおり行ってみると、広大に敷地に博物館、ありました。
もう少し近づけようよ、バス停。
それか行き方をバス停に書いておくとか…。
博物館のHPには非常に分かり易く行き方をまとめてあって
それを事前に確認しながらも、、、戸惑いました。
博物館は房総半島の自然を中心に様々な展示が。
なかでも生物関連の展示はこれ、上野の国立博物館を凌ぐ充実さ。

マッコウクジラに、コビレゴンドウ、
ツチクジラ、イワシクジラ、スナメリ、イルカと
鯨類6種類揃い踏みの骨格展示です。
こんなにいっぺんに様々な鯨類の骨格を見られるのは
ここだけじゃないの?
比較もよく出来るし、
しかも目の前で観察が出来る。
素晴らしい、、
ここにはまたクジラ目的でゆっくりと来たいです。
この日の目的はヘビなので
クジラさんは横目で見るくらいにして、、

ヘビの骨格も沢山ありました!
アオダイショウは勿論、シマヘビ、マムシ、ヤマカガシ
シロマダラにジムグリも。
およそ国内でよく見られるヘビ6種類の骨格が全部揃っていました。
これも夫々の特徴を比較できてとっても便利。
ヘビ骨格の前で様々な資料を広げ、スケッチブックを広げ、、
まるで自分の部屋の様にじっくりと観察してきました。
こちらには隣の部屋の小動物を飼育している部屋もあり、
そこにはマムシくんもいらっしゃいました。
生体がいるのも嬉しいですね。
骨と実際と同時に比べられる。
いや〜、欲を言えばアオダイショウも、、
それはまた別の日に上野に行きましょう。
あっちゃこっちゃでスケッチブックを広げていたら
研究員の方に声をかけられました。
嬉しいですね、気軽に声をかけていただいて
いろいろと話をさせていただきました。
蛇にしろ、クジラにしろ、骨格標本を作る大変さなど
お話を伺いました。
ヘビにいたっては延々同じような肋骨、
一度崩れてしまうともう復元は困難なそう。
クジラは話には聞きましたが
体全部が入る大きな穴を掘って、生めておくのだそう。
だけど大きすぎて長い間に地滑りが起こり
多少地面の中で行方不明になってしまうそうです。
貴重なお話をありがとうございました。
博物館の敷地内には
広い庭があって、自然公園に様にもなっているみたい。
できれば一日中散策をしたかったのですが…

カレーに負けました。
千葉から二つとなりの稲毛と言う駅にある
シバと言うインド料理屋さんです。
随分と前に訪れたことがあって、、9年ぶりでしょうか。
久々に自然な味わいの北インド料理でした。
また時間のあるときに
千葉県立中央博物館、ゆっくりと訪れたいです。
posted by えかきさる at 16:56|
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